カラーの特徴、種類について カラーの特徴、種類について

カラーの特徴、種類について

2021.09.08
カラーの特徴、種類について

カラーの種類は、大きく分けて3種類に分かれています。

❶アルカリカラー・・・・ヘアダイとも言います。

黒髪を明るく染めるおしゃれ染め。

*黒髪を明るくすることができる

*白髪を茶色~黒色にすることができる

 

【永久染毛剤】、医薬部外品

白髪も明るくしっかり染まります。
市販の手軽に染めれるタイプも同じ工程です。

 

*1液、2液を混ぜるやり方の物。

*泡で染めるやり方の物。

オーガニックカラー、ハーブカラーと謳っている物もアルカリ剤が含まれますのでアルカリカラーに分類されます。

 

アルカリカラーは、1液と2液があり、アルカリ剤、過酸化水素水を使います。

アルカリ剤によって、髪の毛を守る引き締まったキューティクルを緩め、開きます。

 

黒髪を作っているメラニン色素を分解します。(ブリーチ)

分解することで明るくなります。

 

メラニン色素もたんぱく質なので、分解と同時に

栄養分も分解され流出します。 

 

浸透した薬剤は、髪の毛の中でさらにタンパク質(色素)を分解しジアミン染料と重合させます。 

これが化学反応で酸化重合と言います。

 

*白髪も茶色く染まり、黒髪も茶色に分解されます。

*髪の毛の中から全体が綺麗な色に変わります。

 

7レベルや、8レベルなど明度調整をし、色味を入れるので仕上がりは希望の色に染めることができます。

 

日が経過すると、酸化重合して染まった色素は抜けていき(退色)

分解されたままの(ブリーチ)状態になりやすいです。



その分、キューティクルは、引き締まらないままなので手触りが悪く、

保湿されず乾燥するので広がる原因になりダメージが進行していきます。

 

髪の毛や、頭皮の皮膚は弱酸性ですが、

後処理をしないと染めてからアルカリに傾いたままになります。

 

シャンプー剤を気を付ければ弱酸性に戻っていくことも可能です。

弱酸性のシャンプー剤を毎日使っていけば、徐々に髪の毛も

弱酸性に戻りキューティクルが引き締まってきます。

 

その後毎日トリートメント剤を使用してしまうと

また、アルカリに戻り、油膜でダメージでできた穴を埋めていくことになります。

 

アルカリに傾いたままの髪の毛に紫外線を浴びると、色抜けも激しくなります。

 


❷マニキャアタイプ・・・髪の毛の表面に色のコーティングをします。

イオン吸着で着色します。

 

【半永久染毛料】化粧品

主に白髪を着色する目的で使用しています。

酸性染料(タール系)です。化学反応はありません。

 

イオン結合によるキューティクルで吸着します。 

根元ギリギリから細かく塗りますが白髪が1mm程残ります。



黒髪は明るくなりませんが、ダメージをさせないので生えてくる髪の毛の立ち上がりが良く、

生えてくる部分と既染毛との境が線になりにくいです。

 

メラニン色素を分解しません!

艶出し効果があり、地肌も髪も傷めませんが、ただし、アルコールを使っている人工染料です。​

酸化させるなどの化学反応がないのでお肌の弱い方に良いです。

 

地肌につけないように塗ります。

かなり細かな技術の為毛量の多い方は特にお時間かかります。

 

●酸性マニキュアと、弱酸性マニキュア(弱酸性カラー・メーキングカラー)があります。

*酸性ヘアマニキュアは少し酸が強くなる為、手触りよくするためにコーテイング剤は含まれます。

 

*弱酸性ヘアマニキュアは髪の毛のph、弱酸性に近づけて作られた弱酸性協会のオリジナルカラーです。

酸度は少なめできしみにくくなります。



❸ナチュラルヘナ     

天然ヘナ100%はオレンジ色で黒髪のトリートメントとして染めれます。

色味はオレンジです。白髪のところ、黒髪にもオレンジの色が付きます。

白髪はオレンジ、黒髪は少し茶色に見えます。

 

輸入のヘナの為、無農薬なのかという判断しかねます。

地肌から塗りますので、無農薬のヘナだと良いのではないでしょうか。

 

新規の方は必ずパッチテストをさせていただきます。


カラー剤の種類によってのメリット・デメリットをご理解いただいたうえで選択しましょう!!

 

 

グラデーションでは・・・・・  『ツヤカミ神戸』に変更                           

以前まではアルカリカラーの施術も多かったのですが、長年のお付き合いをさせて頂いてお客様の髪の毛、頭皮の変化を見てきた経験から、マニキュアタイプをお勧めすることが多くなりました。

人工染料の入ったヘナなどもしてきましたが、毛穴が汚れていくことが多く、

手触りも悪かったことから止めていきました。

地肌から塗るカラー剤は、確かに根元からしっかり染まりますが、

毛穴を汚す ⇒ 細毛 ⇒ 艶が出ない  結果になりました。

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2020年末で、白髪染めヘアダイ・人工染料入りヘナの扱いを止めました。

これまでの経験でお話しさせて頂きます。

カラーをされる際、何を重点に考えていかれますか?
*ダメージさせたくない。
*明るくしたい。
*明るくしながら白髪も染めたい。
*白髪が目立たなければ良い。
*暗くても白髪を染めたい。
*先々薄毛にはなりたくない。
*艶のある髪の毛で白髪を染めたい。

などなど、カウンセリングしていくとそれぞれ希望は違います。

ただ、白髪が出てきたからといって、「わかりました! 白髪染めしましょう」
というものではありません。

白髪染めが一般では、ヘアダイ=アルカリカラーの白髪染めカラーになってしまいますが。
リスクがあります。

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オシャレ染めのカラー薬液と、白髪も染まるカラー薬液は同じパワーではありません。
白髪が黒くなるんです。  黒髪も同じ色にします。
白も黒も帳尻を合わせるくらいに分解するわけです。
それだけの分解力(パワー)のある薬液を使います。


分解力・・、元々ある色素を分解します。  ブリーチですね。
分解した色素と人工染料剤(ジアミン)を酸化重合させます。
それが希望の色味となります。

時間を置くほどしっかりと色が定着す代わりに、いつまでもアルカリ剤漬けになります。
短い時間であっても、地肌はアルカリに傾き、皮膚は緩みます。
毛穴からも、薬剤が吸収されないとは言い切れません。

体への影響も考えなくてはいけないと思います。

 

 

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【マニキュアは、当店では2種類あります。】

通常の酸性マニキュア と、 弱酸性のマニキュア(ベル・ジュバンス、オリジナル弱酸性メーキングカラー)です。
取れやすいんじゃないの? とよく聞かれます。

そんなことはないです。30年近くマニキャアを使ってきていますが、確かに昔は艶出し効果としてコーティング剤として使われました。

それから少しづつ白髪を染めるタイプに移行していきました。
リニューアルもあり今は、手触り良く、艶が出て、色落ちも少なくなり色持ちも良くなっております。

酸性マニキュアと、弱酸性マニキュア共に施術は同じく、根元ギリギリから塗っていきます。
細かな作業になり手間がかかります。
欠点は、1mm程白髪が残ってしまいます。

地肌を傷めることがなく、髪の毛も地毛を活かすことが出来、悪影響を及ぼしません。
アルカリ剤を使わないので髪の毛のタンパク質が壊れることはありません。
髪の毛や、肌は弱酸性です。
その為、髪の毛に合わせた弱酸性マニキュア(弱酸性メーキングカラー)を用意しております。

*確認事項・・マニキュアは、根元ギリギリからコームによる施術で染めていきます。

その為、地肌にマニキュアが付いてしまうこともあります。

慎重に施術は行っていますが難しい施術になりますのでご了承いただきたくお願いします。

地肌に付いたマニキュアはリムーバーで音しまします。

残ったとしてもシャンプー毎に消えますので悪影響はありません。

  ご理解の程よろしくお願いします。

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メニューページをご確認下さい。
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マニキュアの技術‼

美容室でカラーをお願いすると、所謂ヘアダイをすることが多いです。

オシャレ染めから、白髪が出てきた~、と伝えると、

白髪染めに変わっていきますね。

いつの間にか髪が傷んでいたり、

髪の毛が細くなってきてしまっていたり・・・・・。

 

グラデーションは、マニキュアの方が83%, 

ヘナが7%,オシャレ染めが10% 

 比率になっております。

断然マニキュアが多いですね!

↑↑↑↑ 2021年では、マニキュア90%、ナチュラルヘナが9%、おしゃれ染め1%に変わりました。

 

マニキュアは、直ぐ取れるのでしょう~~~~?

言われがちですが、顧客様の方がたは、

思ったより白髪が気にならないとおっしゃいます。

デメリットとして、明るくなりません‼‼(黒髪は・・・) が。。

 

マニキャアにはメーカーによって色や染まりやすさ、取れやすさ、、

があるようです。

実際他社のマニキュアを試したことがありますが、

塗りにくい~~~~!

シリコン剤がいっぱい~~~~~過ぎるでしょ!

 

と思うことがありました。

それぞれメーカーの思いがあるのでどれが良いとかはわかりません。

長年使用しているマニキュアで私は満足して使っております。

 

マニキャアが持たない~~~~。。と言われる理由に、

塗り方の問題もあるかと思います。

 

ヘアダイに比べると、かなり細かく塗ります。

塗る時間もヘアダイに比べると時間がかかります。

ここは妥協できない部分です‼‼‼

 

1cmずつ表、裏、縦チェックして、生え際は念入りに塗ります。 

↑↑↑↑↑ よく怒られるところなの~~~~汗

これが細かく塗れるコームなのです~~~~(*^^*)

かなり手間がかかりますので、(コストも高い)、

もしかすると料金もお高めになっているかもしれませんね。

 

ヘアダイは、安価で楽な作業でできます。  

配色に関してはキャリアは要ります。

 

私の色の作り方はオリジナルです♪

25年以上はマニキュアの白髪を染めてきましたので♪

 

大雑把に塗る塗り方ですと色持ちは悪くなると思います。

塗り方にも技術は要るものですね。

 

 

 

 

​他、カラーについての記事もご覧ください。
https://www.gradation-salon.com/category/%e3%82%ab%e3%83%a9%e3%83%bc/

 

 

 

 

 

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