長年、美容室では **ヘアマニキュア** を扱ってきました。
地肌につかないように細心の注意を払いながら…💦
ヘアカラー(ヘアダイ)は発がん性のリスクもあるため、
いくら「医薬部外品」と言われても、健康を害する可能性があるものは提供できない。
だからこそ、化粧品のヘアマニキュアを使い、
白髪をカバーしてきました。
同時に、シャンプーやカラー後の頭皮ケアにも力を入れて、
「これが一番いい」と思っていた時期もありました。
そして 🌱 **ハーブケア** も、
「5年後・10年後の髪と頭皮のために」とお伝えしながら続けてきました。
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## でも…年齢を重ねると 🌙
どうしてもヘアマニキュアの回数は増え、
化学成分が少しずつ蓄積していきます。
結果、60歳前後になると…
・頭頂部が薄くなってきた方
・前髪が少なくなってきた方
・綺麗に伸びない、毛先が揃わない
そうした変化を目にすることもありました。
もちろん、原因はヘアマニキュアだけではありませんが、
🍽 食生活、🧬 遺伝、🌿 体質や性格も大きく関係します。
でも「このままで本当にいいのだろうか?」
そんな疑問を持つようになりました。
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## 🌿 ハーブケアの力を信じて
ハーブケアは、ゆるやかに髪と頭皮を整えてくれるものです。
でも、ほんの少しでも化学成分が触れてしまうと…
せっかくの効果が半減してしまうのでは?と感じています。
だからこそ、
**ヘナ × ハーブ** という「植物同士」のケアにたどり着きました✨
自然の力を組み合わせることで、
年齢を重ねてもずっと美しく、健やかな髪を保っていただけるように…。
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### ✨ヘナとインディゴの調合✨
ヘナとインディゴは、ブレンドのバランス次第で仕上がりが大きく変わります。
そのため、日々実験を重ねて「失敗しない調合」を研究しています🌿
リコヘナを導入してから約3ヶ月。
体験してくださったお客様も増え、ほとんどリターンされます☆
あとは「色」の問題。
髪質や白髪の量・場所によって仕上がりが変わるため、毎回お客様と話し合いながら、
「その人らしい色」に近づけられるように工夫しています。
毎回ちょっぴり緊張しますが💦
その分、お客様に喜んでいただける瞬間が嬉しいです💛
今では皆さんヘナをリピートされています。
取扱いヘナサロンのホームページですhttps://www.lico-oganic-henna.com/about-henna
ヘナの魅力が満載!
身体・頭皮・髪の健康のためにたどり着きました!
🌸 最後に、私からの気持ち
私は美容師として長年、多くのお客様の髪を見てきました。
白髪が出てきても「まだ染めたい」「きれいでいたい」というお気持ちは、いくつになっても自然なことだと思います。
ですが同時に、化学的なヘアカラーやマニキュアを何十年と続けることが、
髪や頭皮、そして身体にどれだけの負担を与えるのか――その現実を感じてきました。
だからこそ私は、ヘナやハーブという自然の力 にたどり着きました。
髪を美しく染めながら、頭皮や身体にもやさしく、安心して続けられる。
これは美容師としてだけでなく、一人の人間として「これしかない」と思える方法でした。
✨ 50代からでも、60代からでも遅くはありません。
未来の髪と身体を守る選択肢として、ぜひ一度「ヘナ」を体験してみていただきたいです。
「今までよりも自然に、そして健やかに」
その変化を一緒に感じていただけたら嬉しく思います🌿
🌿 ヘナカラーをされるお客様へのご案内と注意事項
ヘナは植物由来のやさしい染料ですが、正しく理解していただくことで、より安心してご利用いただけます。以下に効果や注意点をまとめました。
① ヘナ・インディゴの効果
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ヘナの主な効果
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白髪がオレンジ色に染まる(染毛効果)
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トリートメント効果(ハリ・コシ・ツヤUP、くせ毛が落ち着く)
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紫外線から髪を守る
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皮脂・毛穴の汚れを吸着し、頭皮環境を整える
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抜け毛予防、健康な髪が生えやすくなる
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フケ・かゆみ予防、炎症抑制
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抗菌・消臭効果
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リラックス・安眠サポート
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肝臓と血液のデトックス作用
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インディゴの主な効果
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古くから薬草として使用(殺菌・ホルモン調整・薄毛対策)
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ヘナとブレンドすることで赤みを抑えたブラウンに染まる
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白髪は染めた直後は薄緑色 → 48〜72時間かけて酸化し、自然なブラウンに変化
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トリートメント効果は弱めで、繰り返すと手触りが悪くなることも
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※アレルギー体質の方、特に蕎麦アレルギーのある方はパッチテスト必須です。
② 皮膚についた場合
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髪と皮膚は構造が違うため、皮膚に色がついても1〜2日で自然に消えます。
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入浴・洗顔で徐々に落ちます。
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特に気になる場合は レモン水でパッティング すると効果的なことがあります。
③ 成分と体への作用
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ヘナの色素「ローソニアアルバ」には肝臓の解毒サポート作用があると言われています。
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含有成分「ナフトキノン」には、ホルモンバランスや生理不順を整える作用が報告されています(1990年 Anand K.K. Singh, B. Chand D. の研究より)。
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その他、頭皮ケア・炎症鎮静・血行促進なども期待できます。
④ ヘアカラーとの違い
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一般的なカラー剤は…
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酸化染料(アルカリカラー):脱色しながら染色 → ダメージ大
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ヘアマニキュア:髪の表面に色をコート → ダメージ少
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ヘナは「半永久染毛剤」に分類され、マニキュアに近いですが、髪や体への負担が少なく、多くのプラス効果をもたらす点が大きな違いです。
⑤ 髪質への影響
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ヘナは髪のタンパク質に吸着してコーティングします。
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繰り返すほどコーティング力が増し、髪がしっかりしてくるため、くせ毛が落ち着く傾向があります。
⑥ 染める周期について
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平均して 3週間〜1ヶ月ごと にされる方が多いです。
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頻度が短いほど色に深みが出て、髪にハリ・ツヤ・コシが増します。
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「そろそろやりたい」と感じた時がベストタイミングです🌸
⑦ 褪色について
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ヘナは酸化染料やマニキュアに比べて褪色が少ないです。
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ただし、プールに入る習慣がある方、洗浄力の強いシャンプーを使用している方は褪色しやすくなります。
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自然派シャンプー・マイルドな洗浄力のもの へ切り替えるのがおすすめです。
🌿 まとめ
ヘナは「髪を染める」だけでなく、髪や頭皮を健やかに保ち、心身にもやさしい作用を持つ植物染めです。
注意点を理解し、正しく取り入れることで、年齢を重ねても美しい髪を楽しんでいただけます✨
注:初めてヘナをされる方はアレルギーがないか3日前までにパッチテストを必ず受けてください。